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ノミ・ダニのお勉強その⑤

広島営業所の山本です。

ノミは、世界中に多くの種類が生息し、犬や猫だけでなくヒトにも寄生します。

動物にとって最も一般的な外部寄生虫です。

日本では、主にネコノミが犬や猫に寄生します。(イヌノミもいますが)

体長1~3mm、褐色で体が縦に平たく、6本脚を持っています。

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ノミ成虫の好物は、動物の血液です。オス・メスに関係なく血を吸います。

一方、ノミの幼虫は、ノミの成虫の糞や人やペットの食べこぼし、フケなどを食べます。

成虫と違い、血を吸うことはありません。

ノミのジャンプ力は凄い!ってのは有名ですね。

光の刺激や犬・猫が出す二酸化炭素・体熱に反応し、強力な筋力を持つ後ろ脚で体長の約60倍の距離、

約100倍もの高さを飛んで動物に寄生、吸血します。

ノミは、卵から幼虫、さなぎ、成虫という4段階の発育を経て、姿を変えながら成長します。

1.0日~6日間で卵からふ化して幼虫になり、2度の脱皮をした後、さなぎから成虫になります。

ノミの成虫は、光や熱、二酸化炭素に反応して動物の体表に寄生します。

寄生すると8分以内に吸血を開始し、36時間~48時間以内に産卵(1日平均30個)します。

その後も体表上にとどまり、吸血と産卵をくり返して、通常1~2カ月で一生を終えます。

ノミの成虫がペットの体表で過ごすのは、生涯で見るとほんの少しの時間なんですね。

多くはペットの周囲で過ごしているのは意外です。

 

ノミは痒いですがペットはかわいいですねー

山本誠二
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