日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

ハエとコバエの違い!

こんにちは

日東防疫八谷です。

正月が明けて早いものでもう半月経ってしまいました。

時間の経過はアッという間に過ぎ去ってしまうので

有意義に使っていきたいものですね。

さて、今回の内容は

掲題にあるようにハエとコバエの違いについてです。

まず、コバエという名前のハエは居ません。

2-3mmほどのハエの総称がコバエとして呼ばれています。

おもに、

ショウジョウバエキノコバエノミバエチョウバエなどのハエが

我々の生活圏のなかでもよく目にする衛生害虫です。

・ショウジョウバエ

  体色;黄赤色

  生息場所;生ごみ(腐った果実)を好み、主に台所で見られる

・ノミバエ

  体色;黒褐色

  生息場所;腐敗した植物、ゴミに発生。肉類に卵を産み付ける。

・キノコバエ

  体色;灰黒色

  生息場所;観葉植物などの土(腐葉土)に産卵し、観葉植物の茎や土に生える真菌をエサにする。

・チョウバエ

  体色;黒色

  生息場所;排水口回りや、下水管のヘドロから発生し、室内へ封水切れや

       清掃不足などが原因で侵入してくる。

 

コバエは病原菌などの病気を媒介することはありませんが、不衛生な場所や植物・屎尿に

集まるため、食品工場や飲食店、食品加工場などでの衛生管理が求められる環境では

深刻な被害の発生が起こり得るため、対策としてはコバエの発生しにくい環境を整え

清潔な環境を維持管理していくことが重要となっています。

個人のお宅であっても、生ごみは水気を切って直ぐに捨てる。

水回りの清掃をこまめにする。

などを心掛けていただくだけでも十分な予防を行えます。

 

次いで、ハエについてです。

ここで指すハエは普段の家庭でもよく目にする大型のハエを指します。

種類として代表的なものとして、

クロバエ類イエバエ類ニクバエ類キンバエ類の4種があります。

・クロバエ

 体色;濃青銅色

 生息場所;糞、動物死体の周辺

・イエバエ

 体色;灰黒色

 生息場所;畜舎や傾斜などの敷き藁や糞場・堆肥や塵芥などが発生原。

      腐った臭いに敏感に反応し生ごみなどによって来る。

・ニクバエ

 体色;灰色

 生息場所;人畜の糞、畜舎、動物の死体が発生原で肉も好んで寄ってくる。

      腐敗臭に敏感に反応し寄ってくる。

 

・キンバエ

 体色;緑色または青藍色

 生息場所;動物死体に発生するが、生ごみからなどでも発生する。

 

ハエは病原菌を媒介する恐れがあり、

病原性大腸菌から、赤痢や小児麻痺などの多様な病原菌に

罹患する恐れがあり、重要な衛生害虫として

注意して対応をしていく必要があるムシです。

最近では鳥インフルエンザウイルスについても

クロバエの一種である、ケブカクロバエからも鳥インフルエンザウイルスが見つかっている例も

あるそうなので、注意がして発生を抑える必要のあるムシだといえます。

Return Top