日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

トコジラミノ実状

こんにちは

日東防疫八谷です

もうそろそろ2月も終わりに近づき

桜の蕾も春に向け準備を始めているのをちらほらと見かける世になりました。

同時に花粉症のシーズンも近づいてきているのが悩みの種です。

 

 

さて、今回はトコジラミについてです。

トコジラミと言ってあまりピンと来ない方も多いのではないでしょうか。

元々は在来種ではなく江戸時代に海外からの荷物に紛れてやってきたといわれており、

第二次世界大戦後に都心部を中心に被害が全国的になったのですが、

東京オリンピック後から対策をし徐々に減少し最近まではみられなくなっていました。

しかし、近年は被害報告が増加傾向にあります。

 

一時的に減っていた動物が増えるといわれると生態系の回復だと嬉しいのですが

害虫の増加だとあまり喜ばしいことではありません。

では、なぜ最近になって被害報告が増えているのか。

 

その一因には海外への渡航が容易になったということがあります。

 

海外旅行や日本観光や就業の為来日した人の荷物に紛れ込んでいる場合が

多くあるそうです。

ではどのような被害があるのかですが、

トコジラミは吸血性の動物です。

さらに厄介なことにこのトコジラミは主に人間の血液を好んで吸血する生態を有しています。

しかし、蚊などとは違い感染症を媒介することはないそうです。

寝ている間などにベットや畳、床板と壁との隙間などから現れ

素肌を晒している部位から血を吸います。

人によっては刺された場所が腫れ発熱を起こす場合もあります。

刺されてもあまりかゆくなることも少ないので被害に気付きにくいのも

増加の一因かもしれません。

もし、ご自宅なのにいるのかもしれないと気になった方は

部屋の隅などを注視してみてください。

黒い粘り気のある粒が落ちていたりしていませんか?

これは、トコジラミの隠れ家近くにある排泄物で生息している証でもあります。

被害に気付きにくく、発生に気が付いたころには結構な数が生息している場合が多く

なっていることがほとんどです。

安心して眠るためにも気になる方は一度部屋の隅やベットなどを見てみることをお勧めいたします。

 

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