おはようございます。広島営業所の小川です。
本日は・・・雨の日のあとによく目にするヤスデ!
それにはなにか理由があるのでしょうか。
そもそもヤスデとは・・・
土壌の有機物や枯葉、菌類等を主に食べています。見た目に似ているムカデと混同されることもありますが、ムカデほどの攻撃性はなく積極的にかみつくようなことはないといわれています。敵に襲われたり危険を感じた場合、体にある毒腺より異臭や毒素を分泌して身を守る種が多いです。臭いの他に、体を丸めたりして防衛する種もいます。また、顎には毒を持たないので噛まれてもムカデのようにショックを起こす可能性は低いと言われています。
人に直接害をなすことは少ないものの、見た目の不快さと臭いで不快害虫に分類されています。自然界では、腐食性であることから朽ちた植物等の分解者として重要な役割を担っています。
住宅などでみられるものはヤスデの中でも一部のもので、基本的には森林で生活しています。
さて、問題は雨の日によく見る!ということなのですが
それはヤスデの生活基盤である場所に起因しています。
普段、落ち葉の下等の土壌で生活している為・・・雨が降ると溺れてしまうからだと言われています!
雨を避ける為に必死になって高いところへくるわけですね。
それが住宅、庭等がある場合には顕著に表れるでしょう。
諸説あるようですが、私は雨を避ける為という簡素な答えでナルホドと納得しました。
きっと普段気にしないだけで、土壌で生活している虫たちは雨の日専用の安全な場所を確保して生活しているのかもしてれません。