日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

現在被害が増加しているトコジラミについて②

おはようございます。12月11日月曜日担当の亀山です。

本日も被害が増加している、トコジラミについて紹介します。
前回は生態などについて紹介しましたが、今回は詳しい被害や増えている原因、スーパートコジラミなどについて紹介していきたいと思います。

まず、トコジラミの被害一つ目は、人を吸血することで起こるアレルギー症状です。
吸血されることで、アレルギー反応が出てしまい、赤い発疹が出て、激しいかゆみを伴ったり、発熱を生じたり、かゆみにより不眠となったりします。
アレルギー症状のため、中には無症状の人もいるようです。

二つ目に、経済的被害です。
施設や店舗などで発生した場合、風評被害により、集客が落ちてしまう可能性があります。
そして、それを放置していると、さらに繁殖し、人間の服やかばんなどの物に引っ付いて被害を広げたり、その施設自体が休業に追い込まれたり、さらなる風評被害を受けてしまう可能性が出てきてしまいます。
そのため、トコジラミを発見したり、被害が出たらできるだけ早く対処し、被害を最小限に抑えることが大切です。

そして、対処する過程で普通のトコジラミだとピレスロイド系の殺虫剤が効くのですが、中には殺虫剤に耐性を持ったスーパートコジラミがいることがあります。
この、スーパートコジラミは殺虫剤にある程度耐性を持った個体が現れて生き残り、その生き残った個体が、繁殖すると耐性を少し持った個体が生まれます。この繰り返しが行われることで、完全に殺虫剤に耐性を持ってしまった個体ことです。
この個体は普通は効果のある殺虫剤が効かず、駆除が非常に難しいとされています。

最後になぜ、現在、被害が増えているのかということです。
一つ目に、旅行者の増加が原因として挙げられます。過去三年はコロナの影響で、海外の旅行者が激減しましたが、現在はコロナがある程度落ちついたとともに、旅行のコストが減っているため、海外からの旅行者が増加しております。
この影響でアジアやアフリカなどの熱帯地帯に多く生息しているトコジラミが広り、増加してしまったとされています。

二つ目に、上記で述べたスーパートコジラミが増加しているというのも原因の一つとされています。
これまでの一般的な方法では駆除できないため、スーパートコジラミにも効く駆除を業者に行ってもらう必要があり、その影響で駆除される数が減り、増加しています。

最後にやはり温暖化も原因とされています。
トコジラミはある程度寒さに耐性がありますが、活発に活動するのはやはり暖かい時です。
そのため、温暖化により活動できる時期が長くなり増加しています。


これらの要因から今後もトコジラミの被害が拡大していく可能性があります。
本日紹介しました、トコジラミに限らず、その他害虫、害獣の駆除、防除などを承っております。
お困りの際は是非とも日東防疫をよろしくお願い致します。



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