おはようございます。
令和7年10月30日 木曜日担当の上野です。
最近ふとした時に頭に浮かぶ言葉・・・
「足るを知る」・・・自分の置かれた状況や持っているものに対して「これで十分だ」と満足し、感謝することを意味するのですが、亡くなった友人が言っていた「働けることは幸せだったんだ」の言葉がきっかけでずっと心に残っています。
私にとって、この言葉は働けること自体がすでに足りていることだと気づけた言葉でもあります。
「働けるカラダがある」「今ここにあるもののありがたさ」があること。
仕事をしていると「しんどい・・・休みだったらいいのに」
「もっとこうだったらいいのに、もっと効率よく、もっと完璧に」と思う瞬間がたくさんあります。
でもそのすぐそばには「今ここにあるもののありがたさ」がたくさんあること・・・。
例えば、手書きで残してくれたメモ。忘れないようにと現場のメモをとるスタッフさん。
忙しい合間に交わす「おつかれさま」の一言。
仕事から帰ると「おかえりーー」と声をかけてくれる子どもの声。
ちょっとした事務書類に対して「ありがとう」の言葉。
足るを知ることで、誰かの努力に気づけたり、自分の役割に誇りを持てたり、
今ここにいる人たちを大切にすることや、支える力が生まれます。
足りないものに目を向けるのではなく、”ある”に気づくこと。
それに気づけたとき、「もっと」という言葉ではなく「これで十分だ」と思えると思いました。
足るを知るとは、現場の知恵を信じること
有害獣の閉塞作業では、現場スタッフによる手作業での確認を行います。
「ここは念の為、もう一度見ておこう」と声をかけあう姿。
最新技術の道具や完璧な装備ではなくても、”今あるもの”を最大限に活かすのは
現場スタッフの知恵だと思います。

支える仕事
働くことは、ただ作業しているわけではなく
お客様の不安を和らげたり、
誰かの1日を少しでも軽くしたり、
誰かの仕事がスムーズに進むように支えたり、
数10年ぶりに仕事を通して人とのご縁があったり、
家に帰って子どもの声を聞いたときのホッとする瞬間を味わったり、
給料日は笑顔で帰ったり、
私にとっての「働ける幸せ」は”足るを知る”から生まれる”気づき”です。
これからも働ける日々へ感謝しながら、小さな「ありがとう」にも気づいていきたいと思います。
それでは、今日が皆さまにとって笑顔の1日となりますように。
以上、読んで下さってありがとうございました。


























