日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

ドブネズミの原産

今や世界中に広く分布するドブネズミ

このネズミの原産地は中国中央部から北部、シベリア南部といわれています。比較的低温の地域で生まれた為、世界中に生活を広げた今でも寒さに強い特性をもっています。

生活圏では水辺を好み、湿地帯や湖、河川や海岸等の土中に居穴を作ります。

市街地では下水や用水路、倉庫や地下施設等の十分に水分の確保できる湿った場所を好みます。

基本的には巣穴を作りますが、手ごろな巣材(紙切れやビニール片)を集めて植込みや物陰に営巣することもあります。

歴史上では、1700年代にはヨーロッパやアメリカ大陸で発見された記録が残っています。船等の貨物に紛れての侵入や、泳ぐ能力に長けているので運河等を自力で渡って侵入したとも言われています。

日本では弥生時代から痕跡となる骨等がみつかっており、古くから渡来していたことがうかがえます。

 

原産地の気候と現代社会の環境がマッチしているとは言い難いものですが、これだけ世界中に分布を広げるに至ったドブネズミの適応力は凄まじいです。

我々は対峙する側として、生態や系譜に思いを馳せて知識を深めて駆除に当たりたいと思います。

 

 

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