日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

ネズミの持つ危険な病気

日東防疫㈱広島営業所の平盛です。

連休明けから雨が続いてます。

ずぶ濡れでの作業が非常に効率悪いですが、

自然の事なので濡れない対策をとるしかないです(^_^;)

今回のブログは日頃駆除を行っている

ネズミの危険性について。

まず、家や店などに侵入するネズミ家ネズミと呼ばれる

ハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミがいます。

どのネズミも不衛生な環境に生息しているとともに

ネズミの持つ病気も多く存在します。

体内に媒介しており、噛まれたり糞尿が乾き空気中に舞い、

それを吸い込むことで感染する恐れがあります。

また、病気をもったネズミの血を吸ったダニなどが人を刺した時にも感染する場合があります。

ネズミが持つ病気を参考までに挙げてみました。

※サルモネラ症(食中毒)

原因菌はサルモネラ菌で、おもな症状は嘔吐、腹痛、下痢など。

致死率は1%程度になります。

※パラチフス

原因菌はパラチフスA菌で、おもな症状 発熱、下痢など。

致死率は1%程度になります。

※腸チフス

 原因菌はチフス菌で、おもな症状は腹痛、発熱、食欲不振、下痢、血便、便秘など。

致死率は1%程度になります。

※E型肝炎

 原因菌はE型肝炎ウイルス(HEV)で、おもな症状 黄疸、倦怠感、嘔吐、発熱など。

致死率は1~2%

※ツツガムシ病

原因菌はツツガムシリケッチアで、おもな症状 発熱、発疹など。

致死率は7%程度(未治療時は30%)になります。

※鼠咬症

原因菌は鼠咬症スピリルム、ストレプトバチルスで、

おもな症状は発熱、傷口の潰瘍、発疹。

致死率は10%になります。

※腎症候性出血熱

原因菌はハンタウイルスで、おもな症状 発熱、頭痛、腎不全、皮下および臓器における出血。

致死率は10%になります。

※ペスト

原因菌はペスト菌で、おもな症状は発熱、嘔吐、倦怠感、血痰、敗血症など。

致死率は15%以上になります。

※レプトスピラ症(ワイル病)

原因菌はレプトスピラ菌で、おもな症状は悪寒、発熱、頭痛、倦怠感、眼球結膜の充血、筋肉痛、腰痛など。

致死率は5~40%(ワイル病の場合)になります。

※ハンタウイルス肺症候群

原因菌はハンタウイルス。

おもな症状は発熱、筋痛、悪寒、嘔気、嘔吐、下痢、倦怠感など。

致死率は37%になります。

腎症候性出血熱と同じ、ハンタイウイルスが原因の病気です。

初期の段階では風邪に似た症状が出るようですが、急激に重症化する場合があり、

肺水腫をともなう呼吸困難を引き起こすことがあります。

致死率も高く、特に外国から来る船舶に紛れその港近辺に棲むドブネズミ

このウイルスを保有しているといわれ、注意が必要です。

また、このハンタウイルスには有効な治療法がないため、症状に合わせた対処療法しか行えませんが、

ネズミから人への感染はあっても、人から人への感染はないという特徴があります。

ですので、ネズミを駆除・防除することで爆発的な感染は防ぐことができます。

すべてのネズミが病気を持っているとは言えませんが

見た目で判断はまずできません。

まずはネズミのいない環境づくりが必要です。

生息していれば、早急な対策も考えなければなりません。

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