日東防疫㈱広島営業所の平盛です。
家でネズミ類を見かけたりフンが台所や納屋などにおちていませんか?
特にネズミ類は3月から5月は繁殖の時期になりますので
目撃や建物・食品等の被害、健康被害も増加してきます。
数の増えたネズミ類は自身の縄張りから行動範囲を拡げ
新たに活動する場所を探します。
そのネズミ類が家に侵入した場合、色々な被害が起きてきますが
ネズミ類にも寄生している害虫がいます。
イエダニと呼ばれる害虫で
非常に小さいですが肉眼でも確認できる大きさです。
イエダニの卵はネズミ類の巣に産み落され,
卵→幼虫→第1若虫→第2若虫→成虫と成長しますが
吸血をするのは第1若虫と成虫のみです。
ネズミ類の身体から離れ、人のアカやフケ、床に落ちた食べ物のカスなどを食べて増殖していきます。
さらに病原菌を持ったネズミ類を吸血するとダニ自身も病原菌を持ち
人を刺すことでその病気を移される場合もあり、危険な生物です。
また、大量発生することでイエダニの死骸がハウスダストとなり
人が呼吸で吸い込むことでアレルギーなどを引き起こす原因になります。
ネズミの駆除を行う際は、同時にダニや菌の駆除も行う必要があります。