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タバコシバンムシ

おはようございます!広島営業所の小川です!

今日は身近なところに出てくる虫、タバコシバンムシについてです。

 シバンムシ

タバコシバンムシってどんな虫?

まず名前ですね。シバンムシという、とても変わった名前をしています。(名前の由来はウィキペディアより参照)

シバンムシのシバンとは死番、つまり死の番人を意味するが、これは英名のdeath-watch beetleに由来する。ヨーロッパ産の木材食のマダラシバンムシの成虫は、頭部を家屋の建材の柱などに打ち付けて「カチ・カチ・カチ……」と発音して雌雄間の交信を行うが、これを死神が持つ死の秒読みの時計、すなわちdeath-watchの音とする迷信があり、先述の英名の由来となった。

とあります。今回話題に挙げているタバコシバンムシは残念ながら?音は立てません。

しかし、名前の通りタバコを食べます。あのタバコです。このことは後述します。

体長は1 – 数ミリメートル程度。長楕円形のものの外形は、カブトムシの雌をごく小さくしたように似ています。

こんな形をしています。この種は食品害虫として知られ、主に乾燥動物質「乾果、乾パン、海苔、昆布、鰹節、乾麺、穀粉」等々、実に身近にある物をエサとしています。家の中にこれらの食品が無い家庭は恐らく無いと思います。つまり、ご家庭のどこで発生してもおかしくないわけですね。そして名前から想像できるように、タバコや除虫菊なども食べてしまいます。これらに含まれるアルカロイドやピレスロイドという植物毒に対する耐性が高く、ゴキブリを即死させるような猛毒の植物も食べて育つことができるんです!このことから、長期保存されている乾燥動・植物質はありとあらゆるものが加害されると言っても過言ではありません。香辛料、漢方等の製薬なども食害を免れないでしょう。

そして、乾燥している植物を食べるということは、畳の藁床なども食べてしまうということです。畳に発生してしまった場合はとても大変です。小さな虫に対してあの広い畳は、まさに食べ放題のお菓子の家。簡単に捨てることも、密封もできません。

ではどうすればよいのか?長々となってしまいますので、それはまた次回に!

タバコシバンムシの生態と合わせて載せていきます!

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