日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

ネコノミの対策!

おはようございます。広島営業所の小川です。

先週の続き、ネコノミについてですが。

今回はその対策についてお話を・・・。

 

まず、ネコノミで注意していただきたいのが外部からの持ち込みです!

衣服や身体に付着したネコノミを知らずのうちに家へと持ち帰り

そこで繁殖してしまうケースが多くあります!

通常は宿主に付いて回りますので、わざわざ他のターゲットへ移ることも少ないのですが

衣服等についていた場合、ターゲットの体温等を感知して飛びついてくるケースがあります。

また、野良猫やペットが持ち帰る、持ち込むケースも多く・・・

野良猫が納屋や天井裏等で生活していると、卵が落ちて繁殖する場合もあります。

ネコノミは寄生主の寝床で繁殖するケースが多いという特徴があるので、野良猫が最近住み着いて・・・という方は特にご注意ください。

そんなネコノミの対策を練るのに必要なことは・・・。

ノミのライフサイクルを知ってやること。

成虫を駆除したとしても、一匹のノミは一日に20個程の卵を産むと言われています。

その卵は寄生主の毛等に産み落とされますが、くっ付いて回るということはなく、その場で落ちることがほとんどだといわれています。

なので宿主の寝床で繁殖するケースが非常に多いのです。

卵は3~4日程で幼虫となり活動を開始しますが、幼虫には動物に対する寄生性はなく吸血もしません。

動物性の有機物、人間やその他動物の落としたフケやアカ、毛等を餌に生活します。成虫のノミが落とす糞も重要な栄養源となるようです。1~2週間ほどで幼虫期が終わり、蛹になります。

蛹の期間は約10日。その間は殺虫剤等に抵抗性を持ち、寒い、暑い等の環境の影響を受けにくい状態にあります。生育条件が整えば10日程で羽化し、成虫へ。しかし、条件が整わない場合・・・。なんと数週間、長いときは数か月羽化しない場合もあるといわれています!

条件が整い、寄生先となる宿主が近くにきたことを察すると羽化します!動物の発する二酸化炭素や熱等を感知するようです。

 

そして成虫・・・。

続きはまた次回!

 

 

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