一般的に「カメムシ」と呼ばれている昆虫の種類は、多く存在します。

日本で最も多くみられるのはクサギカメムシアオカメムシと呼ばれているもの。 

その中で、一番見かける事のあった種類について。

体長は13-18mm。

外観は腹背にやや扁平。

全身は前翅の膜質部を除いてほぼ一様な褐色系の色でですが、色の明暗には個体差があります。

また、実際にはわずかにまだらの模様や一面に細かな黄褐色の斑点が見られます。

頭部は突き出すが先端が狭まらず、幅広くて丸くなっており、触角は体色と同色で関節の部分が白くなっています。

幼虫は成虫に似ているが、頭部、胸部と腹部前方の節の側面に鋭い突起が並んでいます。

分布は北海道から九州、沖縄まで。つまり日本全土に分布し、山野や耕作地に出現します。

多色性で幅広い植物や果樹、豆類などにつく害虫です。

越冬の際には人家に入り、悪臭を出す性質もあり、衛生害虫としても知られています。

植物につくと葉や茎から汁を吸うだけでなく、果実も好んで吸いますので農家に甚大な被害が報告されています。

カメムシ特有の臭いについて。

クサギカメムシカメムシの中でも最も臭気の強い種の一つと言われています。

腹部分には臭いを出す臭腺が存在し、敵に襲われそうになった時に、そこから強烈な臭いの液を出すことが原因です。

成分はアルデヒドやエタノール酢酸などですが、この液体は実はカメムシたちにとっても有害な成分。

この液体から身を守るためにカメムシの体はしっかりとエナメル質で覆われているというわけなんです。