日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

チャバネゴキブリの活動期

おはようございます。広島営業所の小川です。

この度、点検へ伺ったところで調査トラップにチャバネゴキブリが捕獲されていました。

まだ元気に動いており、最近捕獲されたものだとわかります。

外は寒いし、虫も減ってきているからゴキブリもいなくなる!と思っている方は要注意。

ゴキブリ、特にチャバネゴキブリは屋内で繁殖するため、通年を通して活動がみられます。

寒さに比較的弱いという性質も相まって、温度環境が一定して暖かい家電製品等に集まって繁殖、コロニーを形成します。

巣のある場所から約5mを範囲に餌を探して行動すると言われています。

もちろん、個体数が増えていけば生息範囲を広げ、屋内全域に移動する可能性はあります。

通年して生活できる環境にあれば、大体一か月に一回産卵を行います。

産卵した雌は腹部に卵(卵鞘)を抱え20日程活動します。1つの卵から約40匹程度生まれ、成長していきます。

大人になるまでは約2か月。60日程で幼虫期間を終え、成虫になります。

安全な場所で気付かないうちに繁殖が進めば、あっという間に数が増え、日常的に目視がみられるようになります。

 

この捕獲があった場所で、周辺の目視はないのですが・・・しっかりと薬剤散布を行って、モニタリングのトラップを設置して対応しています!

増えてしまう前に、初動を抑えてしまうことが重要です。

あとは・・・日頃から清潔な環境を整えて、死角を作らないこと。中々難しいですが、一番大事なことです。

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