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直径60cmの巨大なキイロスズメバチの巣

令和8年10月2日金曜日、ブログ担当の平盛です。

「屋根の上に大きなハチの巣がある」

「巣の周りを大量のスズメバチが飛んでいる」

「2階だから近づけない」

「秋になったのに、まだスズメバチがいる」

こんな状況を見つけたら、近づいて確認しようとするのは危険です。

今回の現場で確認したのは、キイロスズメバチの大きな巣。

しかも場所は、1階の軒下ではありません。

2階の屋根の上。

巣の大きさは、なんと約60cmありました。

さらに巣の周囲では、たくさんの働きバチが飛び交っています。

広島市の資料でも、キイロスズメバチの巣は夏場に直径40~80cmほどになることがあり、6月頃から数が増えて攻撃性も強くなるため、大きな巣は危険なので専門業者への相談が勧められています。

今回は、まさにその「大きくなった巣」と向き合う現場でした。


屋根の上を見ると、そこには想像以上に大きな巣があった

最初に現場を確認したとき、まず目に入ったのが屋根付近を飛び回るハチでした。

遠くから見ても、

「かなりの数が飛んでいる」

ということが分かります。

そして屋根まで近づいて確認すると、軒の内側に大きな巣が作られていました。

巣の大きさは約60cm。

一般的な「ハチの巣」と聞いて想像するような小さなものではありません。

この規模になるまで巣が大きくなると、そこにいる働きバチの数も多くなり、巣に近づいた際の危険性も高くなります。


【写真①】2階屋根に作られた巨大なキイロスズメバチの巣

写真キャプション:

2階の屋根・軒付近に作られた約60cmのキイロスズメバチの巣。巣の周辺には多数の働きバチが飛び交っていた実際の駆除現場。

この写真を見ると、大きさがかなり伝わると思います。

しかも、この巣のすぐ周辺を大量の働きバチが飛び回っていました。

スズメバチの巣は、見つけた時点で「写真だけ撮っておこう」と近づくのではなく、まず距離を取ることが大切です。

広島県も、スズメバチなどの有毒生物が活発になる時期には、巣やハチが集まる場所に不用意に近づかないよう注意を呼び掛けています。


10月でも油断できないスズメバチ

「夏が終わったから、もうスズメバチはいないだろう」

そう思っている方もいるかもしれません。

しかし、少なくとも秋口までは活動中の巣があり、注意が必要です。

一般的なスズメバチの生活サイクルでは、夏に働きバチが増えて巣が大きくなり、秋には新しい女王バチや雄バチが現れます。その後、元の巣は次第に活動を終えていきます。札幌市の資料でも、9月頃に巣が最大になり、10~11月頃には巣が空になっていく流れが示されています。

つまり、10月になったから巣が安全とは限りません。

今回のように、実際に巣があり、大量のハチが飛び回っているのであれば、「もう秋だから大丈夫」と考えるのは危険です。

特に屋根の上や軒下など、生活動線に近い場所に大きな巣がある場合は注意が必要です。


「新女王バチがいる時期」だからこそ、巣に近づかない

今回の現場では、新女王バチが出てくる時期であることも考慮して作業しました。

ただし、「新女王バチがいるから攻撃性が高い」と単純に決めつけるよりも、活動中の大きな巣に多数の働きバチがいること自体を危険要因として考えるほうが正確です。

特に、巣を刺激すれば防衛行動として多数のハチが向かってくる可能性があります。

巨大な巣+大量の働きバチ+2階屋根上

という条件が重なる現場では、一般の方が自分で駆除するには危険が大きい場所です。


【写真②】巣の周囲から回収された大量のスズメバチ

写真キャプション:

キイロスズメバチの巣の駆除後に回収された大量の個体。大きく成長した巣では、多数の働きバチが活動していることがあります。

これだけの数を見ると、巣の近くにどれだけ多くのハチがいたのかが分かります。

実際の現場では、巣そのものだけを見るのではなく、周囲を飛び回っているハチの数や動き、屋根の形状、作業員が安全に近づけるかどうかまで考えなければなりません。


60cmの巣の中はどうなっているのか

駆除後、巣を回収して確認すると、その大きさにも改めて驚かされます。

外から見える部分だけではなく、中には幼虫や蛹などがいることがあります。

つまり、屋根に大きな巣がぶら下がっているだけではなく、その中で一つの群れが活動していたということです。


【写真③】駆除したキイロスズメバチの巨大な巣

写真キャプション:

駆除後に回収した約60cmのキイロスズメバチの巣。屋根の上に作られていた大型の巣で、内部には多数の巣房が確認できる。

この写真は、実際の現場で回収した巣です。

「スズメバチの巣はどのくらい大きくなるの?」

「60cmの巣ってどれくらい?」

という方にも、実物の写真を見ると大きさがイメージしやすいと思います。


屋根の上にあるスズメバチの巣は、なぜ特に危険なのか

今回の難しさは、巣が大きいことだけではありません。

場所が2階の屋根だったことです。

ハチの巣を駆除する作業では、

「巣がある」

だけではなく、

「どうやって安全に近づくか」

まで考えなければなりません。

屋根上は足場が不安定になりやすく、ハチが大量に飛び交う中で作業する必要があります。

また、屋根の角度、軒の形状、周囲の障害物などによって作業方法も変わります。

だからこそ、

大きなスズメバチの巣を見つけたら、自分で脚立や屋根に上がって駆除しようとしないこと。

これは非常に重要です。

広島市も、大きなスズメバチの巣は危険として専門業者への相談を案内しています。


「小さい巣のうちに気づく」が一番の対策

今回の約60cmという大きさを見ると、改めて感じるのが、早期発見の大切さです。

スズメバチの巣は、最初から60cmあるわけではありません。

初期の小さな巣から、働きバチが増えることで徐々に大きくなっていきます。

広島市も、キイロスズメバチの巣について、初期には握りこぶし程度だったものが、夏場には直径40~80cmになることがあると紹介しています。

「去年は何もなかったから大丈夫」

ではなく、

今年できている可能性があります。

特に、

  • 軒下
  • 屋根まわり
  • 屋根裏
  • 庭木
  • 物置
  • 換気口周辺

などは、ハチの巣が作られていないか注意したい場所です。


今回の現場で感じた「確実な駆除」の必要性

今回のような現場では、

高所

大型の巣

大量の働きバチ

という3つの危険要素が重なっています。

「もう少し様子を見よう」

「秋だから自然にいなくなるかもしれない」

と判断してしまう気持ちも分かります。

しかし、実際に巣の周辺で大量のハチが活動しているのであれば、まず人が近づかないことが重要です。

そして、人の生活動線に近い場所や、屋根・軒下など危険な位置にある大きな巣については、状況を確認したうえで適切な方法で駆除する必要があります。

今回も、高所で大量のキイロスズメバチが活動している危険な現場だったため、確実な駆除を行いました。


スズメバチの巣を見つけたら、写真だけでも確認材料になる

今回のような駆除現場では、写真から巣の大きさや位置を確認できることがあります。

例えば、

「屋根の上に丸いものがある」

「軒下にハチが大量に集まっている」

「家の周りを黄色っぽいハチが頻繁に飛んでいる」

という場合。

可能なら安全な距離から写真を撮っておくと、相談する際の情報になります。

ただし、巣に近づいて写真を撮ることは避けてください。

ハチが飛び回っている場所に近づいて確認するよりも、安全な場所から状況を確認することが最優先です。


最後に

今回の現場は、約60cmにもなるキイロスズメバチの巣でした。

屋根の上という高所。

巣の周囲を飛び交う大量の働きバチ。

そして秋になっても活動が続いている状況。

写真だけでは伝わりにくいのですが、実際の現場ではかなり緊張感のある駆除作業になります。

スズメバチの巣は、「大きくなってから考える」のではなく、小さい段階で発見することが理想です。

ただ、実際には今回のように、気づいた時にはかなり大きくなっていることもあります。

「屋根に大きなハチの巣がある」

「2階だから確認できない」

「大量のスズメバチが飛んでいる」

「秋なのにハチがまだ多い」

このような場合は、無理に近づかず、安全を確保したうえで専門的な対応を検討してください。

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