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トコジラミの被害に遭わない為には

こんにちは

日東防疫八谷です。

少し暖かくなってきたかと思えば

寒くて布団から抜け出せない日もまだまだ有り

体調を崩さないよう気をつけながら日夜業務に励んでいます。

さて、前回から引き続き三回目のトコジラミについてです。

今回はトコジラミの被害に遭わない為には

どの様に予防をしていけばいいかについてを書いていきたいと思います。

まず、第一には持ち込まない・持ち込ませない です。

前回にも書いていますが、近年になってトコジラミ被害が再発しています。

その背景には海外旅行に容易にいけるようになり、

海外の宿泊施設にいるトコジラミを知らず知らずのうちに

持ち帰り、家庭内で繁殖してしまうパターンです。

また、海外旅行には行ったことがない。と言う方も安心は出来ません。

国内旅行でも同様に持ち帰ることがあるからです。

現在は外国人観光客の誘致を推進しているので、

年間で外国人観光客は国内の宿泊施設を利用しています。

その際に、荷物に紛れていたトコジラミが客室などに潜み

家庭に持ち帰ってしまうパターン等も有ります。

最近では民泊なども出てきており、

さらに被害が広がる可能性があるのではないかと懸念をしています。

では、もし自宅などに入っているかもしれないと懸念されている方はどうしたらいいのかについてです。

トコジラミは登坂能力はさして高く有りません。

ツルツルしている面を登ることが出来ないという特徴を持っています。

これは、他の虫などに見られる爪先付近に吸盤のような役割をする部位が無い為です。

ベットなどに登れないようにテープを貼ったり、ラップを巻くなども有効な対策のひとつです。

その他には殺虫剤などでも効果は有りますが最近は薬剤耐性を持つ個体も多く見つかっています。

国内のトコジラミは合成ピレストロイド系殺虫剤に耐性を持っているのがほとんどの為

カーバメート系や有機リン系の殺虫剤を用いるのが効果的です。

しかし、卵には殻に守られている為、効果が有りません。

粘着性のある卵のため、掃除機に掛けてもなかなか吸い取ることが出来ません。

トコジラミ(南京虫)は熱にも比較的強く、65℃以上なら数秒で致死しますが、

52℃では2時間、37℃では24時間も必要になります。

スチームクリーナー等の高温(96℃)での殺虫が効果的です。

もし、上記の対策等をしてもまだ被害があるなどあれば

ご相談をいただければとおもいます。

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